ウエスにパーツクリーナーを浸み込ませ、ホイールのリムテープとビード部を脱脂します。
現段階ではAGILISTとGP5000はタイヤの脱脂が必要です。タイヤの裏面とビート部をしっかり脱脂してください。

バルブの根元のゴム部を脱脂してからマクハルを塗りホイールに装着します。ここに塗ることで、バルブからのエア漏れを防ぐことができます。

ホイールにタイヤを装着してビート部をセンターに落とします。

④〜⑨はマクハルBOXを使うことをおすすめします。
BOX内はドライヤーの熱で温度が47度に保つことができるため、きれいな膜が張り施工時間も短くなります。
浴槽の中でタイヤを温めるとマクハルBOXで施工したのと同じ効果があります。動画2025年3月「浴槽で施工しました。」を参考にしてください。

バルブコアを外し専用シリンジ(ヌキトル)でマクハル120mℓ(ロード25Cの場合)を充填します。グラベル38Cは240mℓ・MTBは300mℓをめやすにしてください。

バルブコアを付けホイールを一回転させます。ビートからマクハルがにじみ出てきたら、タイヤをつかみピチャピチャとビート部を浸します。全周浸ったことを確認します。

空気を入れてビードを上げます。マクハルが飛び散るので注意してください。
CO2ボンベは使わないでください。

ビートを上げたらタイヤをドライヤーで温めながらBOXの中心の軸をゆっくり(1周15秒程度)回します。速く回すとマクハルに泡が入り、弱い膜になってしまいます。

デジタル温度計が47度に上がったらヌキトルでマクハルを抜き取ります。
MTBは47度に上がった時点でBOXから出し、マクハルが温かいうちに左90度にゆっくり傾けマクハルがタイヤの左側面全体に浸かるようにゆっくり揺らします。右も同じようにします。その後マクハルを抜き取ります。

タイヤの底に溜まった抜き取れないマクハルはヌキトルの先端を平らな方に換えてゆっくり抜き取ってください。

マクハルを全て抜き取ってから新しいコアを付けフロアポンプで空気を入れて完成です。
コンプレッサーを使うときは必ず水抜きをしてください。

タイヤに付いたマクハルは乾いてから剥がすと簡単に取れます。

入れた量入れた量と抜き取った量の差
ロード25C120㎖およそ16㎖
ロード28C120㎖およそ21㎖
グラベル38C240㎖およそ30㎖
MTB300㎖およそ35㎖

マクハル施工・施工後にCO2ボンベは使わないでください。