取り付けるタイヤを裏側にしてマクハルが広がるかどうかをテストします。(タイヤの裏側にマクハルを垂らします。)

タイヤに薄く広げます。
(この時指で触らず揺らして広がるかどうか確認します。)

はじいた箇所を裏から温め、はじきが無くなればこのタイヤはあたためる方法で施工できます。裏側を42度ぐらいに温めますと内側は35度以上になります。

ウエスにパーツクリーナーを浸み込ませ、ホイールのリムテープとビード部を脱脂します。

バルブの根元のゴム部を脱脂してからマクハルを塗りホイールに装着します。ここに塗ることで、バルブからのエア漏れを防ぐことできます。

ホイールにタイヤを装着してビート部をセンターに落とします。

⑦〜⑫はマクハルBOXを使うと
更にきれいな膜を張り施工時間も短くなります。
詳しくはこちら▶

バルブコアを外し専用シリンジ(ヌキトル)でマクハル120㎖(ロード25Cの場合)を充填します。グラベル38Cは240㎖・MTBは300㎖をめやすにしてください。

バルブコアを付けホイールを一回転させます。ビートからマクハルがにじみ出てきたら、タイヤをつかみピチャピチャとビート部を浸します。全周浸ったことを確認します。

空気を入れてビードを上げます。(マクハルが飛び散るので注意してください。)
CO2ボンベは使わないでください。

ビードを上げたらタイヤをドライヤーで温めながらゆっくり回します。

タイヤの表面温度が42度ぐらいに上がったらヌキトルでマクハルを抜き取ります。 (非接触温度計がない場合は手でタイヤを触ってお風呂の温度になればOKです。)

マクハルを全て抜き取ってから新しいコアを付けフロアポンプで空気を入れます(コンプレッサーは使わないでください)。再度42度ぐらいまでタイヤを温めて完成です。(タイヤの中にはマクハルがほとんど入っていないため表面温度はすぐに上がります。注意してください。)

タイヤに付いたマクハルは乾いてから剥がすと簡単に取れます。
ロード25Cの場合は入れた量(120㎖)と抜き取った量の差がおよそ16㎖であればきれいな膜が張れています。
グラベル・MTBは下表の通りです。

入れた量入れた量と抜き取った量の差
グラベル38C240㎖およそ30㎖
MTB300㎖およそ35㎖

従来はパーツクリーナーで脱脂をしていましたがMTBやグラベルで脱脂ができないタイヤがあることがわかりました。
ほとんどのタイヤ(ロードも含む)はこの方法で施工できますが、うまくできないタイヤがあれば教えていただると助かります。

詳しくは動画

を参考にしてください。

マクハル施工・施工後にCO2ボンベは使わないでください。